日記

母の呪い

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私の母は本の虫です。時間さえあれば本を読んでいます。さぞかし知識豊富だろうなと思うかもしれませんが、残念なことに母には呪いがかけられおります。読んだ物を端から忘れるという、呪いを。鳥は三歩歩くと忘れると言われておりますが、母は三日経つと忘れます。きっと前世で茗荷を食べ過ぎたのでしょう。

母から先日、電話がありました。「こないだ読んだ飯嶋和一(すごい作家です、読みましょう)の小説のラストがすごい!すぐに忘れる私が憶えてるくらいすごい!!」私も興味を持ちまして「へーそうなんだ、なんて本?」

母「忘れた」

今日も母は賽の河原のごとく、読書と忘却の最中にいることでしょう。

読んだ物をすぐに忘れるという呪いは、私にも引き継がれております。

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