満身創痍の後輩と阿佐ヶ谷の落語会

楽屋噺

 昨日後輩の入船亭遊京阿佐ヶ谷の落語会に呼んでくれました!遊京は先週酔っぱらって転んで顔に怪我をしたと聞いていたので大変に心配していました。怪我をしてから遊京に会っていなかったので、どの程度の怪我なのか?高座に上がれるのか?と私は気もそぞろでした。会って、見て驚きました。

志ん松
志ん松

おい!血だらけじゃないか!!着物まで真っ赤じゃんか!!

と思ったら、ただの変な赤い色の着物でした。顔の怪我も思っていたより、目立たない感じで安心しました。それでも本人は意気消沈の様子、猛省しておりました。

僕は恥ずかしいです。一人の人間として、恥ずかしいです

なんか小説の書き出しみたいだね

志ん松
志ん松

今にも文学の名作を生みだしそうな悲壮感を漂わせていました。そのわりに、高座で「鰻の幇間」やってすごいうけてました!幇間の悲壮感がとてもよくでてました。元気そうでなによりです。二人で蕎麦を手繰って帰りましたとさ。

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