携帯電話が鳴った時の噺家の頭の中 研精会OB会

落語会

セブンイレブンでdakaraを買うと50円引きのクーポンをくれるんですよ。でこれでまたdakaraを買うんですよ。でまたクーポンくれるんですよ。しょうがないからdakaraをまた買いますよ。dakara蟻地獄に落ちてしまいました、助けてください。

昨日は若手研精会OB会に出していただきました。OBでもないのに!?

昨日ご来場のお客様、お暑い中お運びいただきまことにありがとうございました。

師匠の志ん橋が生前にこちらの会の出演を頼まれた後に、体調が悪くなって出られなくなってしまったとのことでした。それで今回、代わりという訳ではないですが私にお声掛けしてくださったようです。主催者の方のそういう心意気が嬉しいですね。

私は師匠に習った『岸柳島』を申し上げました。噺の半ばくらいで、盛大に携帯電話が鳴りました。まぁ落語会では携帯電話がよく鳴りますよ。たいていはメールの音だったり、ラインの音だったりするので短い音で済みます。今回はがっつり電話でしたね。もう長いこと鳴っておりました。短い音だったら触れずに進めればいいのですが、長いとね触れない訳にもいかない。いや触れずに「俺はそんなものでは動じない」という顔をして進めようか?流石にお客さん携帯を鳴ってる方を見てるし触れた方がいいか?どう触れたらいいんだ?岸柳島は途中でなんか入れ込んだらヘンテコになりそうかな…侍言葉でしゃべってるのにどうしたらいいんだ!?屑やにしゃべらせればいいのか?というのを頭の中でぎゅるぎゅるっとやることになるので携帯は鳴らさないように!!

結果としてはシンプルに「うるさい!!」と言いました。ちょうどそういう場面だったので、侍が屑やに言っているような形にできました。お客さんはえ?これどっち?携帯鳴らしてる人に言ったの?それとも、元々こういう台詞?みたいな微妙な反応になってしまいました。私は悪くない!!

なんにしろ研精会のOB会に出演できたので、今日から「俺は研精会のOBだ」と名乗りたいと思います。OB面したいと思います。

7/19(土)いろは亭さんで一門会があります、久々の全員集合です。ぜひおいでください。

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