楽屋噺

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しあわせの話。

しあわせになれる方法の話ではないです。しあわせという人の話です。「しあわせ」という名前の前座がいたのです。彼は大変に愉快な人だったのですが、噺家は廃業いたしております。彼とは前座時分に色んな思い出がありますが、何気ない事を覚えてるものです。...
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ふう丈近い近い近い!!

三遊亭ふう丈という後輩は人との距離感がわからない人間です。精神的にも物理的にも、距離感が近いのです。広い楽屋で二人しかいないのに、隣に膝つき合わせて座ったりします。あれ?ここってお茶室かなって思うほどです。 信じていただけない話かもしれませ...
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黒紋付とかけてるんだよ!

お正月の挨拶動画を花いち兄さんとYouTubeで撮りました。落語家の正月は黒紋付袴姿が正装です。井の頭には『黒門』という黒い鳥居があるので、そこでサムネイル用の写真を撮りました。 黒紋付と黒門がかかってるのです! 志ん松 「花いち兄さん、黒...
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漫画家に見初められた話

前座時代24歳~29歳の5年間というのは、師匠宅と寄席と自宅を往復の毎日でした。寄席以外にもたまに「わき」の仕事があります。「わき」の仕事というのは、寄席ではなく落語会に前座として働きに行くことです。落語会の前座としての仕事は、楽屋働き、高...
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落語界のときわ荘

柳家花いち、古今亭志ん松、入船亭遊京の3人が前座時代に住んでいたアパートを『落語界のときわ荘』と呼んでいます。自分達で。風呂なし、トイレ共同、家賃2万8千円。本物のときわ荘と違うのは誰も有名になっていないところです。何しろ切磋琢磨しませんで...
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自粛で血迷ったか

自粛期間が長引き、何だか様子のおかしい噺家仲間が増えてまいりました。多くの仲間は落語の配信をしたり、ラジオを発信したり、Twitterをやったりしてます。そんな中、違う山に登り始めた愛すべき方々を紹介します。 三遊亭ふう丈 寄席のレジェンド...
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後輩がブログで私の悪口を書いていたので、ここで紹介する

新しくブログを作ったので、どんなもんかと「志ん松 ブログ」で検索をかけてみました。 ん?あれ?「おい志ん松。はじめての芝公園お寺de落語|入船亭遊京大全」というブログを発見。入船亭遊京(いりふねていゆうきょう)というのは後輩です。タイトルか...
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