怪しげなところで不思議な方と新しい落語会

落語会

 新しい落語会を始める事になりました!7/9(日)らくご・三つ葉亭という名の落語会です。柳亭燕三兄さんが声をかけてくれまして、始める事になった落語会です。燕三兄さんは不思議でヤバイ方なので、大変に楽しみです!楽しみ3で不安7です!

なにしろ兄さんは変な人なんです。私が前座で兄さんが二つ目の時、市馬師匠の打ち上げで焼き肉屋に連れて行ってくださった時のことです。確かお囃子の師匠と噺家とで5~6人でお店へ入りました。まず兄さんが焼き肉の注文をしてくれたんですが、一番最初に頼んだのが

じゃあまずハツ10人前!!

ハツ10人前!?おいおい、牛の心臓一つ平らげるつもりか!?と思いましたが、二つ目の兄さんがやってくれている事なので、私は黙って見ておりました。そしたら普段温厚なお囃子のお師匠さんが声を荒げて

そんなにハツを食べる訳ないでしょ!!

と怒ってました。「ごもっとも」と私は思いました。本当に怖かったのが、そのお師匠さんの怒りに対する兄さんの返答でした。

みんなハツ好きでしょ?

いたって冷静にこう答えてました。なんて怖い人でしょう。ハツサイコパス!

そんなに兄さんにはちょっと恐怖心を抱いているので、それをやわらげるために金原亭馬久さんにも入ってもらって三人で始める落語会でございます。会場がこれまた怪しげなところです。千駄木にある「記憶の蔵」というところです。

まんま蔵です。怪しいでしょ。また、ここに入って行くには、団地のようなところを通り抜けなければいけないという。人の勇気が試されるようなところです。勇気ある勇者だけがたどり着ける蔵です。勇者お待ちしております!!

初回は燕三兄さんネタ出しで「化け物使い」でございます。

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