「そろそろ」は思っていたよりすごかった

日記

 小はださんに「買うよ買う買う」って言いながら、買っていなかった落語協会黙認誌「そろそろ」をそろそろ買うかということで、とうとう買いました!

表紙も裏表紙もいいですね。いい場所を見つけて、みんないい顔してます。表紙左下の玉の輔師匠はちょっと本当の女性のようで気味悪いです。最初この人だけ、誰だろうと思いました。細部も凝ってますよ、けい木さんがテレビに映ってたり。表紙の左端見てください。

よく見ると「黙認誌そろそろ3」て書いてある

正直言ってなめてました、もっと学級新聞ぽいのを想像してましたから。内容もとても噺家がつくったとは思えない出来栄えです!全体的にデザインが良いので、とても読みやすいです。特に柳家小もんさんの文章がうまい!追悼金翁師匠のところで「己の不明を恥じるばかりである」って書いてありますよ。意味わかります?「不明を恥じる」って。私は分かりませんでしたよ、すぐにグーグル先生に聞きました。

志ん松
志ん松

Google先生「不明を恥じる」てなんですか?

物事を見極める能力や資質がないことを、恥じることを意味する表現です。
後輩の書いた文章が分からなくてGoogleで検索することです。

私今身をもって言葉を覚えました。たった今不明を恥じてます!!なかなか出ませんよ、こんな言葉。それだけじゃなくて小もんさんの「そろそろ歩き」というコーナーがあるんですけど、そこの文章もとても良いです。文章だけで写真も何もないので、読み飛ばしてしまいそうになりますが、ぜひ読んでください。あら素敵な文章ねってなりますから。軽妙で洒脱な文章ですよ。

そうかと思えば玉の輔師匠の軽薄な文章もあるのでバランスがいいです。個人的には春風一刀さんおじさん構文みたいな絵文字ばかり使ってるアホみたいなコーナーも楽しかったです。次号も楽しみですね!

タイトルとURLをコピーしました