楽屋噺

『あかね噺』一巻読みました!監修をしている林家けい木さんには頭が下がります

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 あかね噺を読んだ感想!お父さん志ん太じゃん!?うちの師匠の二つ目時代の名前ですね。またはうちの兄弟子の志ん丸師匠の二つ目時代の名前ですね。面白かったので二巻からはちゃんと自分で買おうと思います。一巻はあかね噺配りおじさんの林家けい木さんにいただいたので。二巻にはヤバイ色物の先生が出たりしてるのでしょうか?楽しみです。一門分裂騒動とかあったら、なおいいです!

 それよりも後輩のけい木には、もう頭が下がる思いですよ。普通、落語の監修なんて、ちょっと変なところ直したり、質問に答えるぐらいじゃないでしょうか。それを忙しいだろうに、空いてる時間を探して漫画を配って歩いて宣伝をして。もう落語界であかね配りおじさんを知らない人はいないくらいですから。けい木に監修を頼んだ人大正解ですね、他の人だった絶対ここまでやってないと思います。

 以前、新宿末広亭の広報のお姉さんがけい木に広報の仕事を頼んだら

今朝気合を入れて散髪してきました!

と身なりを整えて来てくれて、お姉さんが「とても嬉しかった」と言っていたのを思い出しました。これだけ一生懸命働いているんですから、もしあかね噺が将来実写化でもされたら、ぜひけい木を主人公のあかねちゃん役に抜擢してもらいたいですね!

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