楽屋噺

京都大学卒の後輩の話。

京都大学をストレートで入学、卒業した後輩の話です。相模原の落語大会というのがあるんですが、彼はその大会を書類落ちしました。 落語の大会に出るのは京都大学に入るのより難しいようです。
楽屋噺

中国から帰ってきた後輩の話。

二つ目になって早々、中国を半年間旅した後輩の話です。彼は無事に帰国し、中国の経験を面白おかしく漫談に仕立て上げ「中国漫遊記」として高座で披露し、好評を得ていました。その時分に妙なことを口走るようになりました。 もちろん、私は止めました。 私...
楽屋噺

中国に旅立った後輩の話

二つ目になって早々に、中国を半年かけて回った後輩の話です。  後輩のチャレンジを否定することは、先輩としてやってはいけないことです。何も言わずに見送ました。ただ、何かもやもやっとしました。  半年後、後輩は無事に帰ってきました。ヤフーニュー...
日記

お後がよろしいようで

「お後がよろしいようで」の使い方が気になりますよ!!私は話し言葉なんて、いい加減に使えばよいと思っている人間ですが(噺家の言う台詞ではない)「お後がよろしいようで」は引っかかるのです。  本来は噺家が「お後の方の準備がよろしいようで、私は引...
楽屋噺

しあわせの話③

廃業した、しあわせという名前の後輩の話です。前座の一番大事な仕事はお後の師匠にネタを伝えることだと思います。前の人のネタが分からないと、自分のやるネタが決められないからです。主にネタ帳に書いてお伝えをするのですが、それができないこともありま...
日記

ありえない寝言シリーズ最終回

とりあえず、最終回です。またお会いできる日を楽しみにしております。徹夜して寝言を集めなければ!! やっぱり面白映画だった!!
日記

ありえない寝言シリーズ⑥

はい、寝言蒐集家の古今亭志ん松でございます。残念なことにあと二回で寝言シリーズは一旦終了でございます。要するにネタ切れです。では歴代1.2を争う傑作をどうぞ! 謝る事はないです。いいネタをありがとうございました!!魚だけにね!
楽屋噺

メロンをいただく時には余計なことを言うべきではない

暑い盛りの噺でございまして、そういう時分には師匠宅には御中元がたくさん届きます。そんなある日、師匠宅でメロンをご馳走になりました。 先入観というのは恐ろしいものでございます。寄席の楽屋で「お前がメロンの前座か」と言われることになりました。
楽屋噺

師匠宅の皿を割ると起こる事

前座時代に師匠宅のお皿を割ってしまったことがあります。やってしまったと思い、師匠に報告しました。 てっきり怒られると思いましたが、師匠はニコニコしております。 その後師匠と二人でおかみさんに怒られました。 何のこっちゃ分からんという人は「厩...
楽屋噺

しあわせの話②馬鹿寄合酒

前座の大事な仕事の一つがネタ帳を書くことです。落語家はネタ帳を見てやるネタを決めるからです。二つ目などの若手は前座に気をつかい、高座にあがる前にネタを宣言してあがることがあります。前座は忙しいので、高座を聴かずにすぐさまネタ帳を書くことがで...
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