落語入門 『心眼』の松竹梅 三遊亭圓朝の作である「心眼」は青空文庫で誰でも読むことができます。ありがたいことです。これは盲人であった圓朝の弟子(実弟?)の圓丸という人から聞いた話を圓朝が落語にしたらしいです。 『心眼』は文楽師匠が有名ですが、圓朝の速記とは色々異なる... 2021.03.09 落語入門
楽屋噺 噺家の言う事を信じるな 楽屋内の有名な話があります。私の師匠志ん橋と、ある前座との会話です。高座を終えた師匠が前座に なぜかおもてに駆け出す前座。15分後出前が届き 師匠は黙って鰻を食べて帰ったという話です。私は前座の時分に何度かこの話を聞いたことがありました。二... 2021.03.08 楽屋噺
落語入門 有名落語をネタばれしないで解説 「子ほめ」 落語聞き始めの方はどんな落語があるのか気になりますよね。ただ検索してしまうと落語の落ちまで書かれてるので、ネタばれされてがっかりすると思います。そこでネタばれをせずに落語の評価をしていきたいと思います。今回は代表的な前座噺の「子ほめ」です。... 2021.03.07 落語入門
日記 平沢進師匠から円丈師匠への流れはオセアニアでは… 平沢進師匠の音楽が大好きなので、色々調べていったら円丈師匠に辿り着きました。詳しくは分からないのですが、どうやらシンセサイザーが弾けるというだけの理由で平沢進師匠に新作落語のバックで弾かせたらしいです。今度一門の方に詳しく聞いてきます。 私... 2021.03.06 日記
楽屋噺 花いち兄さんの名前の候補を聞くと戦慄をおぼえる 花いち兄さんの真打の名前が無事に「柳家花いち」のままということに決まりました。一旦決まりかけた名前に「柳家花いちっ」というものがありました。これはこれで、とんでもない名前ですがもう一つ有力な名前があったそうです。 「花いち♪」か「花いちっ」... 2021.03.05 楽屋噺
日記 頭を垂れすぎるのもいかがものか 「実るほど頭が下がる稲穂かな」という言葉がありますね。ただこの言葉通りに頭を下げ続けるのもどうかと思うのです。 家で育てていたヒヤシンスです。頭を下げ過ぎた結果花が落ちてしましました。皆さんも頭を下げ過ぎてぽきっと折れないように気を付けまし... 2021.03.04 日記
楽屋噺 花いち兄さんの幻の名前:なんで喜んでくれないの? youtubeであげたのですが、花いち兄さんの真打の名前が決まりました。「柳家花いち」のまま真打になるとのことです。その前に一旦決まりかけた「柳家花いちっ」という小さい「つ」が入った名前がありました。それを聞かされた時の会話です。 これだけ... 2021.03.02 楽屋噺
日記 古今亭を知ってもらおう最終回 去年の4月から始めた「古今亭を知ってもらおう」が最終回を迎えました。まだまだ出て頂きたい師匠もいたのですが、予算の関係もあり一旦終了といたします。何も分からずに手探りで始めた回でしたが、出演してくれた師匠方やご視聴してくださったお客様のお陰... 2021.03.01 日記
楽屋噺 猫がいる!? 桂しん乃姉さんの話です。昔二人で池袋演芸場という寄席で前座で働いておりました。高座に上がっていたのは正太郎兄さんです。兄さんは「たいこ腹」をやってました、ちょうど猫に試し針をしようとする場面でした。 楽屋にいた姉さんは何を思ったのか、立ち上... 2021.02.28 楽屋噺
楽屋噺 歩く現代アートの高座 私のような凡庸な人間は高座で個性を出そうと必死ですが、中には個性ダダ漏れの人もおります。「ちょっとは個性抑えろよ」と言いたくなる人の代表が、歩く現代アートこと桂しん乃姉さんです。私は姉さんの「道具や」という落語をやっているのを見た事がありま... 2021.02.27 楽屋噺