日比谷公園と出来心

日記

私が知る限り、唯一落語の中で日比谷公園が出てくるのが「出来心」です。師匠志ん橋が大変に得意としていた噺です。間抜けな泥棒が親分との会話で「大きな池に鶴の噴水まであるんですから」というくすぐりがあります。

きっと明治38年ころの噺家が日比谷公園を歩きながら出来心の稽古していて、このくすぐりを思いついたのでしょう。

親分が言う「俺は今月、町内の防犯委員なんだから」というくすぐりは、志ん駒師匠が入れたものだと、師匠よりうかがっております。

いろんな方がちょっとずつ工夫をして、今の噺があるのですね。

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