落語会紹介:同期の秘め事

自主興行の落語会を紹介しようのコーナーです。今回は『同期の秘め事♡』です。正式タイトルは♡が付くみたいです。「春風亭ぴっかり☆」姉さんの名前と一緒で、あってもなくてもオッケーです。この落語会は、まぁ良くある同期の勉強会です。上から「柳家花ごめ」「古今亭志ん松」「春風亭朝之助」「古今亭始」の四人の落語会です。

柳家花ごめ

紅一点、女性の噺家です。華やかさはまったくございません、この生き馬の目を抜く落語の世界において、森の中をピクニックしているような様子の森ガールです。その実、中身はホラー映画と人間椅子(バンド)が好きというやべぇ奴です。淡々と紡ぐ諧謔性のあるマクラがおすすめです。

古今亭志ん松

私です、私。人と関わらないように、離島の図書館司書を目指していたら、なぜか落語家になっていたしょうもない人間です。座右の銘は「逃げの一手」。司書を目指してたくせに最近はまったく本を読まず、Amazonプライムで動画ばかりみております。おすすめはアニメの「刻々」!

春風亭朝之助

なんかいつもはぁはぁ言ってる人。いつも一生懸命動き回っておりますが、落語は一切頑張っていない人(ネタを増やさないという意味で)。最近は子供が生まれて、マクラもTwitterも子供の話しかしません。パパタレを目指してるんだと思います。耳をつんざく程の元気な高座が魅力的です。

古今亭始

バイタリティーとビールを原料に動くブリキです。とにかく行動力があり、それがお正月の凧揚げのように空回りして報われない様子は芸人の悲哀を感じさせます。明るく陽気なパーリーピーポーです、もといパーリーブリキーです。耳をつんざく程の元気な高座が魅力です。

この落語会はゴリゴリの勉強会です、タイトルのようなポップさはありません。トークすらないので、ひたすら四席聞くだけです。しかも覚えたての噺を、時間にして2時間近く聞くという地獄のように熱い落語会です。唯一、誇れるのは毎月休まずやっていることです。次回は57回目、コロナの間も配信で休まず。もう意地で維持しています!うまい!ということで是非おいで下さい。

次回は配信です

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