楽屋噺

後輩を人身御供にした話。

投稿日:2021年1月31日 更新日:

 ある日酒癖の悪い先輩と二人で、私の家の近く井の頭公園駅前に呑みに行くことになりました。嫌な予感がした私は同じアパートに住んでいた後輩を呼ぶことにしました。三人で呑んでいると、案の定先輩がくだをまき始め、我々に小言を延々と言い出しました。その先輩が吐き出した時

今だ!

その後輩を置いて私は走って逃げました!そりゃもうメロスの如く、富久の如く!後輩には悪いとは思ったのですが、、、いや本当は思いませんでした。自分が助かりたい一心で逃げました。後輩を置いておけば何とかなると思ったのです。ただ誤算がありました。

兄さーん!!!

なんと置いてきたつもりの、その後輩が追いかけてきたのです。私たちは夜の井の頭公園を駆け抜けたのでした。

-楽屋噺

執筆者:

関連記事

こんなの落語じゃない!

 「歩く現代アート」こと桂しん乃姉さんの話ですが、姉さんの落語は常人には到達できないところにあります。姉さんの落語を初めて聞く方は面食らうことを請け合います。古典至上主義おじさんとかは烈火のごとく「こ …

Yesの使いどころ

 人生はYesとNoの連続ですね。「Yesman」という映画があります、Yesと答える事でポジティブに物事が運ぶという話です。ただやっぱり、現実ではここぞという時にYesは使いたいものです。兄弟子であ …

no image

後輩がブログで私の悪口を書いていたので、ここで紹介する

 新しくブログを作ったので、どんなもんかと「志ん松 ブログ」で検索をかけてみました。 ん?あれ?「おい志ん松。はじめての芝公園お寺de落語|入船亭遊京大全」というブログを発見。入船亭遊京(いりふねてい …

このブログの仲間の評価

入船亭遊京評 兄さんブログ見ました!あのセリフの枠いいですね! 古今亭始評 あのブログのセリフのすごいね! 柳家花いち評 あのピョコンていいね、どうやってやるのあれ!? 中身について誰も何も言わない

ほぼ絶句

 昨日の同期の配信勉強会で崇徳院をやったのですが、途中で崇徳院様のお歌が出てきませんでした。なんとか誤魔化そうと必死になっていると、カメラ越しに座っていた始が口パクで伝えてくれようとしてくれてました。 …

落語入門 はてなの落語

出演情報