楽屋噺

Yesの使いどころ

投稿日:2021年2月2日 更新日:

 人生はYesとNoの連続ですね。「Yesman」という映画があります、Yesと答える事でポジティブに物事が運ぶという話です。ただやっぱり、現実ではここぞという時にYesは使いたいものです。兄弟子である志ん五兄さんという人はとても肯定の言葉を使うのが上手です。

 ある日呑みの席で酔っぱらった先輩が志ん五兄さんに小言を言い始めました。

だから、お前はダメなんだ。

私だったら「はい」とか「すいません」とか言いながらへらへらしてやり過ごすところですが、志ん五兄さんという人はそうではありませんでした。

そうなんですよー

うーーん。分かってるならいいけど

見習おうと思いました。自分が怒られてる時に「はい」よりもより強い肯定である「そうなんです」がそうそう出るもんではありません。皆さんも人に怒られた時にはぜひ!

-楽屋噺

執筆者:

関連記事

落語界のときわ荘

柳家花いち、古今亭志ん松、入船亭遊京の3人が前座時代に住んでいたアパートを『落語界のときわ荘』と呼んでいます。自分達で。風呂なし、トイレ共同、家賃2万8千円。本物のときわ荘と違うのは誰も有名になってい …

歩く現代アートと再会

かなり久々に「歩く現代アート」こと桂しん乃姉さんにお会いしました。私より一年ほど先輩ですが、訳あって未だに前座をされております。そのため私のことを「兄さん」と呼んできます。私も「姉さん」と呼びます。上 …

中国から帰ってきた後輩の話。

 二つ目になって早々、中国を半年間旅した後輩の話です。彼は無事に帰国し、中国の経験を面白おかしく漫談に仕立て上げ「中国漫遊記」として高座で披露し、好評を得ていました。その時分に妙なことを口走るようにな …

高座でのハプニング処理

 高座では色んな事が起こります。毎日、色んなお客様がおいでになるので当然といば当然ですが。予期せぬことも、もちろん起こります。そういう時の対処法は二つです。1無視する、2対応する。この二つです。たいて …

ほぼ絶句

 昨日の同期の配信勉強会で崇徳院をやったのですが、途中で崇徳院様のお歌が出てきませんでした。なんとか誤魔化そうと必死になっていると、カメラ越しに座っていた始が口パクで伝えてくれようとしてくれてました。 …

落語入門 はてなの落語

出演情報