楽屋噺

Yesの使いどころ

投稿日:2021年2月2日 更新日:

 人生はYesとNoの連続ですね。「Yesman」という映画があります、Yesと答える事でポジティブに物事が運ぶという話です。ただやっぱり、現実ではここぞという時にYesは使いたいものです。兄弟子である志ん五兄さんという人はとても肯定の言葉を使うのが上手です。

 ある日呑みの席で酔っぱらった先輩が志ん五兄さんに小言を言い始めました。

だから、お前はダメなんだ。

私だったら「はい」とか「すいません」とか言いながらへらへらしてやり過ごすところですが、志ん五兄さんという人はそうではありませんでした。

そうなんですよー

うーーん。分かってるならいいけど

見習おうと思いました。自分が怒られてる時に「はい」よりもより強い肯定である「そうなんです」がそうそう出るもんではありません。皆さんも人に怒られた時にはぜひ!

-楽屋噺

執筆者:

関連記事

しあわせの話②馬鹿寄合酒

前座の大事な仕事の一つがネタ帳を書くことです。落語家はネタ帳を見てやるネタを決めるからです。二つ目などの若手は前座に気をつかい、高座にあがる前にネタを宣言してあがることがあります。前座は忙しいので、高 …

メロンをいただく時には余計なことを言うべきではない

暑い盛りの噺でございまして、そういう時分には師匠宅には御中元がたくさん届きます。そんなある日、師匠宅でメロンをご馳走になりました。 どうだい?このメロンうまいだろ? はい!ありがとうございます、美味し …

しあわせの話。

しあわせになれる方法の話ではないです。しあわせという人の話です。「しあわせ」という名前の前座がいたのです。彼は大変に愉快な人だったのですが、噺家は廃業いたしております。彼とは前座時分に色んな思い出があ …

高座でのハプニング処理

 高座では色んな事が起こります。毎日、色んなお客様がおいでになるので当然といば当然ですが。予期せぬことも、もちろん起こります。そういう時の対処法は二つです。1無視する、2対応する。この二つです。たいて …

ほぼ絶句

 昨日の同期の配信勉強会で崇徳院をやったのですが、途中で崇徳院様のお歌が出てきませんでした。なんとか誤魔化そうと必死になっていると、カメラ越しに座っていた始が口パクで伝えてくれようとしてくれてました。 …

落語入門 はてなの落語

出演情報