楽屋噺

Yesの使いどころ

投稿日:2021年2月2日 更新日:

 人生はYesとNoの連続ですね。「Yesman」という映画があります、Yesと答える事でポジティブに物事が運ぶという話です。ただやっぱり、現実ではここぞという時にYesは使いたいものです。兄弟子である志ん五兄さんという人はとても肯定の言葉を使うのが上手です。

 ある日呑みの席で酔っぱらった先輩が志ん五兄さんに小言を言い始めました。

だから、お前はダメなんだ。

私だったら「はい」とか「すいません」とか言いながらへらへらしてやり過ごすところですが、志ん五兄さんという人はそうではありませんでした。

そうなんですよー

うーーん。分かってるならいいけど

見習おうと思いました。自分が怒られてる時に「はい」よりもより強い肯定である「そうなんです」がそうそう出るもんではありません。皆さんも人に怒られた時にはぜひ!

-楽屋噺

執筆者:

関連記事

no image

高座のハプニング処理②

 高座では色んな事が起きます。ある寄席での高座の出来事ですが、馬玉師匠が高座にあがってると結構大きめの地震がきました。その時の馬玉師匠の対応は素晴らしかったです。 大丈夫ですよ、お客さん。ここの寄席は …

no image

噺家の言う事を信じるな

楽屋内の有名な話があります。私の師匠志ん橋と、ある前座との会話です。高座を終えた師匠が前座に 上着とっておくれ わかりました! なぜかおもてに駆け出す前座。15分後出前が届き お待たせしました、鰻です …

no image

黒紋付とかけてるんだよ!

お正月の挨拶動画を花いち兄さんとYouTubeで撮りました。落語家の正月は黒紋付袴姿が正装です。井の頭には『黒門』という黒い鳥居があるので、そこでサムネイル用の写真を撮りました。 黒紋付と黒門がかかっ …

no image

こんなの落語じゃない!

 「歩く現代アート」こと桂しん乃姉さんの話ですが、姉さんの落語は常人には到達できないところにあります。姉さんの落語を初めて聞く方は面食らうことを請け合います。古典至上主義おじさんとかは烈火のごとく「こ …

no image

落語界のときわ荘

柳家花いち、古今亭志ん松、入船亭遊京の3人が前座時代に住んでいたアパートを『落語界のときわ荘』と呼んでいます。自分達で。風呂なし、トイレ共同、家賃2万8千円。本物のときわ荘と違うのは誰も有名になってい …

落語入門 はてなの落語

出演情報