落語界のときわ荘

日記

ひとつきの隣人

私が前座時代に住んでいたアパートは2棟あって、私が住んでいた方の棟は1階が2部屋、2階が2部屋の計4部屋でした。私がいたのは1階です。斜め上の部屋には後輩の入船亭ゆう京が住んでいました。 一時、私の隣の部屋が空き部屋になってました。つまり1...
楽屋噺

漫画家に見初められた話

前座時代24歳~29歳の5年間というのは、師匠宅と寄席と自宅を往復の毎日でした。寄席以外にもたまに「わき」の仕事があります。「わき」の仕事というのは、寄席ではなく落語会に前座として働きに行くことです。落語会の前座としての仕事は、楽屋働き、高...
楽屋噺

落語界のときわ荘

柳家花いち、古今亭志ん松、入船亭遊京の3人が前座時代に住んでいたアパートを『落語界のときわ荘』と呼んでいます。自分達で。風呂なし、トイレ共同、家賃2万8千円。本物のときわ荘と違うのは誰も有名になっていないところです。何しろ切磋琢磨しませんで...
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