皆様におかれましては7月5日に滅亡されることもなく、おめでとうございます。私も7月5日に滅んでいたら、大須演芸場に行けなかった事が心残りで化けて出てくるところでした。
今のところ最後の披露興行である大須演芸場での披露目が7/6~7/7にございました。6日、7日と一部二部制で、計四公演。お暑い中お運びのお客様まことにありがとうございました。お客様おいでいただけるか不安でしたが、毎回ほぼいっぱいのお客様で大変にありがたかったです。6日の一部にいたっては二階までいっぱいのお客様、江戸からお越しくださったお客様まで本当にありがとうございました。



高座も立派な飾りつけをしてくださって、立派な胡蝶蘭までありがとうございます。

大須観音にも興行の成功をお願いして参りました。ふと見たら大須観音には「九万九千日」というのがあるそうです。一日お参りしただけで、九万九千日お参りしただけの功徳が得られるそうです。「四万六千日」の倍近くですね、お得です。四万六千日で約126年分、九万九千日は約270年分くらいです。孫の代までご利益もらえますね。強欲すぎる!!


大須演芸場と言えば楽屋でいただく活命茶ですよ、さらに名古屋名物コンパルのエビフライサンドまで。味噌カツサンドとどちらにするか悩んだ結果、馬久さんの選んだ味噌カツサンドと一切れずつ交換しました。強欲。

また素敵な口上をしていただいて、本当にありがたい。菊之丞師匠が事前にいろいろ私の事を調べてくれて、その上毎回内容を変えてくださって嬉しかったですね。雲助師匠は定席では口上にあがっていただく機会がなかったし、師匠志ん橋と雲助師匠との思い出も聴けてこれまた嬉しかったですね。


雲助師匠に打ち上げでご馳走になりました、最高に楽しかったです。ホンキートンクの遊次先生が天狗の鼻の前に座らされてかわいそうでした。


馬久さんとこじゃれたラーメン食べました。その道すがら馬久さんが道を間違えて10分くらい猛暑の中逆方向に歩かされたので、ちょっともめてお互い罵倒し合いました。クーリッシュで手打ちとしました。罵倒ではなくて馬好になるのにね!





二日目、一部が終って菊之丞師匠がふらっとお出かけになって、どちらにお出かけになったのかな?と思ったら雲助師匠の本『雲助おぼえ帳』を全員分買って来てくださいました。その場で雲助師匠にサインしていただきました。買っていただいた本にサインをいただくなんて、なんて僥倖、強欲すぎる。
菊之丞師匠が二日目に『短命』というネタをおやりになったんですが、高座に上がる前に前座さんに「ネタ帳は長命と書いて」と言ってくれた時のかっこよかったこと。縁起を担いでいただきました。

初日の打ち上げの後に財布をなくした志ん丸師匠。帰りの新幹線で財布が見つかったという報告を受けたところです。人間なくした財布が見つかると、こういう顔になります。
披露興行ずっと楽しいです、まだやりたいです。誰か興行主の方やってください。


