第10回シン・マツラクゴ終演

落語会

 昨日墨亭シンマツ落語にご来場のお客様まことにありがとうございました!!もう10回もやっているのですね。今回はネタ出し『鰍沢』でした。春なのに、雪道に迷っておりました。前半部分はちょいちょい噛んだぐらいのことはよしとしまして。後半はもっとゆっくりできたなという感想です。時間にして30分もやっていなかったので、明らかに後半駆け足になっていたのでしょう。逃げ足が加速してしまったようです。まぁ最後の部分は、やはり三味線ありきな気がしますだけに…。私程度では、音が入ってないとどうにも間が保てないと思いました。ちなみに最後の部分の台詞ですが、一回聞いただけではなんと言ってるか分からないと思います。ただ良い台詞のなので書いときます。

思いがけなき雪の夜に 祖師や護符の利益にて 

不思議に命助かりしは 妙法蓮華経の七字より

一字に落とす釜ヶ淵 矢を射る水より鉄砲の

肩をこすってドッサリと 岩間に響く強薬

名も月の輪のお熊とは 食い詰め者とは白浪の

深き巧みに当りしは 後の話の種子島

いろいろとかかっていて面白いですね。これが分かっているとより鰍沢が楽しめますね!

早めに墨亭についたので隅田川沿いで稽古しました。

誰もいなかったので少し声を出して稽古しておりましたら

志ん松
志ん松

はて~助かりしか~~

気付いたら後ろに犬の散歩をしていたおじさんがおりまして

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おじさんの方が「はて?」という顔をしてました。

右の写真に写っておりますのが毒消しの護符でございます。席亭の滝口さんにみせてもらいました。

次回は5/31(水)でございます、おまちしております!!

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