牡蠣をごちそうになった話。

 師匠に美味しい牡蠣をご馳走になったことがあります。師匠が居酒屋で生牡蠣を頼んで下さって、店員さんがそれを大きな皿で運んできてくれました。

おいおい誰だよ、こんなに頼んだのは?

大きなお皿にのっていたのは、牡蠣と牡蠣の殻でした。それで、師匠には牡蠣をたくさん頼んだように見えたようです。私は勇気を振り絞り

師匠!半分は殻でございます。

と言いました。師匠は何の反応も示されませんでした。私の声が小さくて聞えなかったようです。

何のこっちゃという人は「半分垢」を聴くべし!

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