楽屋噺

花いち兄さんの衝撃的くすぐり

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 花いち兄さんの鈴本演芸場の初日は「宿へゴースト」という新作落語でした。私は何度も聞かせてもらっているのですが、今まで気が付かなかった衝撃的なくすぐり(ギャグ)がありました。

よく古典落語では場面転換で「烏かぁで夜が明けて」という言い回しがでてきます。花いち兄さんの「宿へゴースト」ではコウモリばたばたで夜が更けてという場面転換がありました。衝撃的でした、特に楽屋がウケてました。そこをいじるんだ!?

鈴本演芸場の隣にすしざんまいがあるので「写真撮りましょう」と言ったらポーズとってくれました。

てっきりすしざんまいのポーズをとってくれるんだと思いました。そっちなんだ…。

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